会社と経営 の話


Googleという企業は素敵だ。

だって、明らかに「遊んでる」もんね。

多くをリンク循環させることで大資本を得ているし、国まで動かす影響力がある。

http://saihate.com/blog/2010/01/15/googlevschina/

Googleの経営方針の根源に、「[カオス]を無くさない」というのがあるらしい。

会社がどんなに発展して形式が完成しいっても、全員がそこに収まるのではなく、個人個人の[カオス]な個性を失わないようにしているそうな。

凄いな~

Googleの名誉会長が、こんなことを言ったそうだよ。

「グーグルのミッション達成には200年くらいかかる。このプラネットだけの話だけじゃないからね。プレアデスまでいきたいですし」

凄いな~

ビジョンがデカい!

さて、saihateによる「全くためにならないけど、参考ぐらいにはなるかも知れない」会社経営の話。

当たり前だけど[会社]ってのは規模や廻すお金が膨れれば「見た目上」大きくなるけど、その分人員や設備、リスクや諸々も膨れるものだと思う。

結局、最初に用意した[器]が相対的に拡がっているだけで、本質は変わっていないというか。

それは、[周波数]の話とも関係する、自然の摂理の気がする。
http://saihate.com/blog/2010/02/11/viblation/


柵を外さないと、そこから突き抜けるのは難しい。

ある[ルール]の中で膨れると、がんじがらめで後戻りも難しい。

今の時代は[お金]という[ルール]こそが飽和縮小して、膨れ上がってた大企業がバンバン破綻してるもんね。

だからこそ[括り]や[ルール]や[お金]では無く、「やりたい」の相乗効果が産む先に希望を感じてしまう俺がいる。

「どんな状況にも流動的にカタチを変えリサイズ対応出来る、アメーバみたいな集団」

「資本主義崩壊を目論む優しい表現者集団」

なんてキャッチコピーで2008年から正式な活動を始めたBENTEN

http://www.benten.in/

はじまりから言ったら、かれこれ5年の活動となる。

その実体は「今、ここにいる人との遊びの循環」でしかない。

俺は、そうやって遊び続けてきた経験から「みんなが自分に嘘(決めつけ)が無く、自分を信じることが出来れば、世界はもっと素晴らしくなる」と信じている。

「[お金]や[ルール]ではなく、みんなの「やりたい」の相乗効果が循環すれば、凄いことになるだろう」

2006年にエジプトを旅行していた時、「モーゼが十戒を降ろした」シナイ山に向かうバス・・・

スピリチュアルヒーラーのエンジェル京子さんが俺にこう言った。

「自分の全てを、さらけだしなさい」

「・・・そんなのは、無理です」と俺は答えた。

「全解放でさらけだしたら、俺は人を殺すかもしれないし、女の人をレイプするかもしれない・・・」

と、言って、、、気がついた。

『俺、別に全解放しても人を傷つけたりしないし、女の人をモノとしてなんて扱わない』

例えば十戒の罪悪なんてのは「そう教えられて」俺が勝手に背負ったつもりになっていただけだ、と気付いた。

「人を殺したらその分の重さが返ってくる」、「女の人を犯したら、その人と対等に接することが出来なくなる」

今の世の中、そんなことは当たり前にみんなが理解している。

[ダメ]だからやらないんじゃなくて、[当たり前]だから「やらない」だけじゃんか。

・・・世界のみんなが、自分をさらけだしたら、どうなるんだろう?

「もしも世界人類が、全員俺だったら」という想像をしてみた。

お互いが各自を認めて、全員が勝手にやりたい様に動く、、、争いも無いし、進展が楽しみなら損得なく力を出し合うし、「やるべき」と感じる事は進んでするし、何でも楽しむし、新しい進化もずっと求め続けるし、、、

少なくとも、俺的には(笑)、最高の世界だった。

世界の全員が、自分を信じて、やりたいことをやり続ける。

そんなカオスで安定した世界も素敵だな、と思った。

これからの時代はシステマチックな社会構造が飽和していくのも感じていたので、それがはじけた時、みんなが自分を活きてたら最高だと思った。

それを、やろう!

治療家 晃太郎、ゴロゴリサイケトランスアーティストSlumのShuji、そして俺。

「超優しくて、ある意味極悪」な信用出来る仲間3人が集まり、2008年3月28日、合同会社BENTENは企業としての産声をあげた。

立ち上げてから2年、会社の帳簿収支はゼロ。

事実上、何もしていない(笑)。

俺がBENTENの社長だって思ってる人もいるけど、実は社員でも、バイトでもない。

saihateは会社BENTENと「法律上は」何の関係も無い。

俺は勝手にオフィスに住み、勝手にビジネスやイベントの予定を進め、勝手にデザインやYouTube映像HPを作って、勝手に方針を立ててるだけ(笑)

もちろん、給料なんてもらった事は無い。

この2年、自分の財産と労力のほとんどを「勝手に」BENTENに注いできただけだ(笑)

「やりたい」から。



BENTENのプロダクト竹繊維の服[Bamp]も、俺が個人的に借金してやってるだけで、実はBENTENのビジネスではない(笑)。

http://www.benten.in/bamp/top.html

ことの経緯は、こうですよ。

2006年、ひょんなことから俺はDLEというコンテンツ会社に拾われて、「人生で一度きりになるであろう会社員生活」を楽しんでいた。

半年以上自分の家も無く、オフィスに泊まり込んで映像制作三昧な日々。

ある日BENTENの仲間、治療家 晃太郎に「新繊維」・・・竹で出来た服の存在を教えてもらい、その先駆けのナファの竹布Tシャツを買ってみた。

着た瞬間に、「これは、いい!」と感じた。

一日20時間もPCの前に座ってる生活だったけど、体がスキっと保てる様になった。

竹布靴下は足が臭くならないどころか、階段を登るステップからして軽くなった。

それからはもう、インナーは竹布しか着なくなった。

イロキチガイの俺が、白黒のTシャツに靴下だなんて、知っている人にはありえん事だからね(笑)

でも当時は竹繊維の服はナファしか作ってなかったので、選択肢は無難なカタチ色しか無かった。

俺は、自分の好みの色とデザインの竹繊維服が欲しくてたまらなかった。

ある日、新宿御苑の前を自転車で走っていると「竹の服」という看板が目に飛び込んできた。

大木戸門前にある小さな雑貨屋「花もみじ」に、俺の知らない竹繊維の服が並んでいた。

店長の岩村さんのと話をしてみると・・・

「3年前、夢で『竹の服』というお告げを聞いた。色々な人にそれを話したが、『竹の服~?』と笑われ続けた。中国に行って、遂に見付けた」

という、ぶっ飛んだ事をいわれた。

「俺も竹の服、大好きなんです。間違いなく、これを着たら皆が楽になる。一緒に拡げていきましょう」と、それからは時間が出来たら[花もみじ]に顔を出して『どうやったら竹繊維がみんなに拡がるのか』を岩村さんと話しあった。

俺は「BENTENっていうビジネスの構想があって、音楽活動としてステージにあがることも多くなる。インターネットや映像コンテンツも、今後最大限に利用出来る。とにかくお洒落な竹繊維服があれば、若者方面はそれでいけると思う。本当に良い物だから、認知してもらえればあとは拡がるだけです」という様なことを説明した。

岩村さんには毎回「お前のビジョンは甘い」と怒られてたもんだ(笑)

岩村さんは印刷業の社長でとしてのし上がってきた人なので、インターネットの広告効果をそこまで過信しないスタンスでもあった。

「世代の違いを使い分けて、波状で攻めよう」というのが、2人の結論だった。

一年後、俺はBENTENを立ち上げ、正式にビジネスとして竹繊維をやりたいと岩村さんに告げた。

岩村さんは「もう、お前の勝手にやれ」と、中国の繊維工場を紹介してくれた。

「さあ、始めよう!」・・・でも、服に対して全くノウハウがない俺は、正直どうしたらいいのか解らなかった・・・

2008年3月、三鷹天命反転住宅にオフィスを構え、いよいよBENTENは始動した。

引っ越し当日に俺はブラジルにいたので、NYで偶然知り合って日本に帰国したばかりの画家 みなみりょうへい に全部を任せた(笑)

俺の帰国後、オフィスに京都から遊びに来たのはBENTENの天才パーカッショニストAKI-RAsunriseと、流れで一緒に行動していた望月幸海。

幸海は近々青梅にオープンする雑貨屋の店長に抜擢されていて、東京で家を探しているところだった。

「家が見付かるまで、BENTENオフィスに住みなよ」ということで、りょうへいと幸海との共同生活が始まった。

りょうへいは意味不明な楽器演奏やライブペイントなどの特殊な才能を持ち、幸海は歌い手でありパフォーマーでもあるので、2人はバンドBENTENのメンバーとして大活躍することになった。

そしてなんと、幸海はアパレル、そしてパタンナーの専門家だった!

本当にやりたいことは「良い素材で、素敵な服をつくる事」だと言う。

俺のお気に入りのジャージ(同じの2枚買ったくらいw)も、幸海がパターンを切ってデザインしたものだという奇跡みたいな事実を知った。

「いける!」

あとは、資金だ。

竹繊維は開発されて間もない新しい繊維だったので、生産がこなれていない。

中国工場は「そんなリスクのある繊維は、大量じゃないと生産出来ない」と言い、初回の生産だけでなかなか大変な見積もりを提示してきた。

そこでBENTENという会社でのビジネス運用となる訳だが・・・

会社をあげてのビジネスとなると、もちろんリスクや利潤を無視出来ない。

デザインも、やりすぎれば一般のお客さんの購買は薄くなる。

開発にかかる経費は? 人員は? 定価は? 売り方は? 広告展開は? どうやったら、利潤に結びつくのか?

BENTEN首脳3人で話しても、話はまとまらない・・・なんせ、全員がアパレルの経験がないんだし・・・

俺の動機は「自分が着たいBampを作ってみんなにも拡げたい」だけだったので「このビジネスはsaihateの自己責任でやる」という結論に達した。

・・・で、借金した個人資金で、好きにやることにした。

中国とのやりとりが始まる。

竹繊維Bampの生産は中国工場にもノウハウがなく、予想外のところで難航することも多かった。

へこたれそうな幸海に、俺はいつもこう言った。

「この先Bampが大きいビジネスになったら、後から関係するみんなは[労働環境]や[残業代]のことで悩んだり愚痴ったりするんだろう。でも、俺達の今やってる手探りな悩みは、[今の俺達]しか味わえない贅沢なんだぜ!」

幸海が、生活のために[仕事]を探さなければいけない・・・という状況になった時もある。

『才能』と『やりたい』がある人が[勤労]に時間と労力を持っていかれるのは、もったいない。

何より、俺が困る。

なので働かないための「お金」をあげた事もある。

給料ではなく、「遊ぶ」ためのお金だ(笑)

●●

そうやって遂に、Bampの初回生産Tシャツとレギンスが完成した。

今度は、販売の事を考えなければいけない。

俺の立てたのは「BENTENの仲間に半額で買い取ってもらい、着るなり、売るなり、委託ビジネスするなり、好きにしてもらう」という超適当プラン。

なんせ俺は好みのBamp服が手に入って仲間達がそれを着てくれるならそれで満足で、販売に時間と労力をとられたくなかった。

「半額で売れば、原価に経費を加えてトントンにはなるからOKっしょ!」という、ビジネスとはとても言えないプランだ。

それはBENTENの仲間達からも、共同開発者の幸海からすらも呆れられたが、「俺の金でやってるんだから」と開き直らせてもらった(笑)

ネット販売も始めてみたが「メール対応や発送する時間がもったいない!」と、一週間で『売り切れ/在庫無し』にした(笑)

実際今も、なかなかの量の在庫が残っているけど、俺の中でそれは「不良在庫」ではない。

いくら在庫があっても、ちょっと嬉しい。

何かの時にプレゼント出来るし、俺が着続けられる。

Bampが届いてから1年以上、俺、Bampしか着てないからね(笑)

「ユニクロが早く竹繊維を取扱ってくれないかな~。そしたらこんな大変なこと、もうやらなくて済むんだもん」

と言ったときも、みんなドン引きしてたな(笑)

でも、それが本心なの。

動機が「俺の好きなデザインの竹繊維がたくさんあって、みんなにも拡がる」だから。

今の企業は、[競争]しすぎだって。

ライバル会社は、「同じ方向を向く仲間」じゃないの?

そういう[仕組み]だから、仕方ないんだけど。

実は、2006年の時点で俺は、アニメの中で竹繊維のCMをしている。

3年後にカタチになったBampは、、、

http://www.benten.in/bamp/T_lineup.html

ね、俺って計画的でしょ(笑)?

現在、2/22に内灘海岸にオープンするカフェにアートディレクターとして関わっている。

http://www.nsh-group.com/

カフェ店長、愛する相方 ほのるる と、そこで「自分達が愛用しているモノ」を販売することにした。

まずはいつもお世話になっている[ムソーの梅干番茶]と、[桜島の椿油]を仕入れることにしたけど・・・

小売業って、凄いのね。

定価の80%で買って、20%の利益を得る・・・みたいな世界。

諸々経費を交えて儲けを考えるなら、気の遠くなる話だ。

世の中の小売店が、その方式でやってるとは・・・正直びっくりした。

個人的な価値観でいくなら、ずっと使い続けるものを20%引きで買える・・・

「何で今までそうしなかったんだろうね~?」と、笑ってしまった。

いつも使っているものを生産者から買う、そんなシンプルな話はない。

[BENTEN Farm]という「作家が著作権を放棄する」ビジネスを始めた時も、みんなドン引きしたな。

だからこれも「勝手に」始めた(笑)

http://my.dl-market.com/benten/

コンテンツビジネスの第一線で働いていた時、「しがらみの多さ」や「スピード感の無さ」にいつも愕然としていた。

俺は、創ったものでみんなが楽しんでくれたら、それでいい。

[お金]をもらわなくても、同じ事をする。

人生ずっと、それしかやってない(笑)

アニメ「ぴゅーと吹く! ジャガー」のサントラだって、「勝手に」無料で制作して、著作権フリー楽曲としてあげた。

だからこのサントラは、自分のアニメでも使えるし、売る事も出来るし、俺が好きに扱える楽曲達だ(笑)

http://my.dl-market.com/benten/default.php/cPath/288_403_414

あまりビジネスビジネスすると、窮屈だ。

とにかく創作を、もっと根源の「やりたい」に戻してもいいんじゃないか、と思ってる。

どちらにしたって、[競争]の時代は終わって、[共有]~[循環]の時代だと思うんだよな~

利潤のために[企業]が戦うなんて、労働者や消費者にとってはとんでもない話だもん。

全てが熟れて消費者も冷静になった今、価格でしか[差]を見出せなくなってるのが現状だけど。

デフレは、いつまで続くんだろう?

結局、「正当な価値」に行き着くだけなんだろう。

・・・経営をしたことのない経営者の、馬鹿経営論でした(笑)!

今、ほのるると「ビジネスは最初にやったもん勝ちだよね」みたいな話をしてたら、

「でも、2番目、3番目のほうが実際は強いんじゃない?」

「でもさ、最初に始めるってのはさ、例えばHONDAとかAppleは・・・」

みたいな展開になり、偶然見付けたCM

なんか、泣きそうになった。

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One Response to “会社と経営 の話”

  1. [...] 投稿者 : saihate (saihate Blogより転載) [...]

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