法律の 話


[法律]は[言葉]の羅列だ。

六法全書なんて、それはそれは抜け目無く[言葉]と[数字]が羅列されてるんだろう。

言葉には意味が無い

http://saihate.com/blog/2010/02/06/cotoba/

数字にも意味は無い

http://saihate.com/blog/2010/01/19/no-suuj/

って観点でいくなら、国民全部をも縛れる[法律]はどんなに完成された[言葉]達なんだろう?

俺、法律なんて気にしないで、住所不定無職で生きてるけど、その[現場]にはずっと興味があった。

小学校の時は毎年学級委員長やってたけど「みんなが納得するやり方なんて俺には無理だな」と諦めたんだよね。

結局、多数決で決めなきゃいけない自分が悔しかった。

去年、ちょっとだけ現場の空気を知れる機会にめぐまれた。

オリックス自動車に訴えられ、被告人として裁判所に出頭することになったんだ。

内容は、カーリースの毎月の支払いの一ヶ月分¥20000を払ってなくて、契約書の通りオリックスの取り立ての兄ちゃんが車を没収に来て、「払った気がする」「記録がない」ってところから一ヶ月・・・「法的手段に訴えます」「どうぞどうぞ」にまで行き着いた、まさに[どうでもいい]内容なんだけど(笑)

オリックスの担当者がいかにも「面倒な仕事」モードの対応するもんだから、俺が「そんなにキリキリしなさんな」的対応を取ってしまって・・・一番の発端は、そこだった。

俺とオリックス自動車の担当者が[大人]じゃなくて、ガキの喧嘩みたいなもんだったんだ(笑)

そこに[仕事]が持ち込まれたら、[裁判]でしかケリがつかないもんね。

カーリースの連帯保証人を父親にしていたもんだから、裁判所からの出頭通知は実家にもいっていて・・・

・・・もう、息子が被告人になるなんて、大騒動ですよ。

俺は親父に「悪い事もしてないし、損もしない。俺のほうから、法的手段でいこうって言ったんだよ」「大企業のプロ相手に、勝てる訳ないだろ」「もちろん、勝てる訳ないよ。勝つ気も無いし」「お前、なにがしたいんだっ!」

母ちゃんは「それ、あんたの、いつもの趣味じゃない!」って・・・さすが、誰よりも俺を良く知ってくれている。

「払った気がする」対「証明する書類が無い」で、告訴の内容が「お金を払え」だから、勝つも負けるも無いってのね(笑)

とにかく、車を没収されて、諸々差し引き金額の45万円を払え、というのが裁判の内容ですわ。

書類だけの民事裁判なので出頭する必要もなかったけど、富山からわざわざ行きましたよ「東京簡易裁判所」!

100207_saiban

法廷に入ったら、裁判長に裁判官(書記?)が3人、丸テーブルをはさんで原告、被告・・・もう、イメージ通りの「裁判」だったもんだから、俺、盛り上がっちゃってさ(笑)

しかも、消費者金融とか彼氏彼女の金銭トラブルとか、そういう裁判も一カ所で順番にやっていく方式だから、原告被告達で10人くらいの傍聴人もいるの。

もう、ね、ワクワク。

まず、裁判の雰囲気・・・もう、全く、全然楽しそうじゃ無い。

裁判官も、弁護士も、被告人も、背筋も曲がって全員眉間にシワを寄せて書類とにらめっこ。

相手の目も見ずに、形式通りの文面を読み上げ「○○条にのっとり、XXとする。はい、次」って感じでどんどん進む。

消費者金融未払いまとめて10件とか、、、毎日こんなことやってるんだから、もう、そうなるのは解るけど・・・

とにかく、俺はまず、人を見た目で判断しちゃうので。

http://saihate.com/blog/2010/01/28/hitoha-mitame/

あの日、法廷に居た人達は、全員が「やりたくないのにやってる」感じがビンビンだった。

さて、いよいよ俺とオリックスが呼び出された。

丸テーブルの向こうには、オリックス自動車の弁護士であろう人。

目がギョロっとしてて、「百戦錬磨でこんなの飽き飽き」って感じのおじさん。

裁判長が告訴文を読み上げ、それは勿論契約書に基づいたとてもまっとうな内容で、、、「今の内容に間違いはありませんね?」と聞いて来る。

俺「間違いありません。でも、その前のいきさつがあって、この裁判が起こる前の裁判をしないと意味がありません」ということを語った。

法廷が一瞬「ポカ~ン」とした。そして、笑った。オリックス自動車の弁護士は「馬鹿じゃない?」って感じで、ニヤついてた。

それからしばらく、俺は「いきさつ」を話した。

会場がザワつきだした(笑)

今まで書類とにらめっこしかしていなかった裁判官達も、俺を見て笑ってくれた。

「この裁判は、別室で・・・」となり、俺とオリックス弁護士と一人の裁判官で別室で話すことになった。

俺「オリックス自動車が、俺が[払ってない]証明をするべきだ」

オリックス「では、その一ヶ月の銀行収支表を提出します」

俺「その収支表が偽造ではない証明は、どうするんですか?」

裁判官「工藤さん、それを言ったら・・・」

なんて無茶な話が延々と続き、戻ったときは法廷の電気も消え、傍聴人も帰った後だった。

裁判長「工藤さん、分割でいいので、支払いしますね?」

俺「いや、じゃあ、俺の財産を差し押さえて下さい」

全員「え?」

俺「だって、どうせ払う金額は同じですよね? 俺、自分から払いたくないですもん」

裁判長「・・・本当に、いいんですね?」

裁判長は判決を読み上げる。

裁判長「○○条にのっとり、被告人工藤の財産を差し押さえ・・・」

俺「ちょっと待った! 財産差し押さえって、連帯保証人の親父にもいくんですか?」

裁判長「もちろんです」

俺「じゃ、分割で・・・ニコっ」

一同、爆笑。

裁判は負けたけど、楽しいひとときでした。

最後は薄暗い法廷で、丸テーブルを囲み、裁判官とぶっちゃけ話ですよ、

「ま、しょうがないよね~」「ま、しょうがないっすよね~!」って。

この裁判で、裁判官は何回も「それを言っちゃぁ」と言った。

「それを言っちゃあおしまい」な法律って、、、

最後「ま、しょうがないよね~」で終わる裁判って、、、

馬鹿馬鹿しい珍裁判、みんなにも見せたかったな。

裁判の報告を親父にしたら、「高い授業料だったな」だって。

プライスレスです(笑)!

でも、両親には本当にお騒がせさせてしまいました。
この場を借りて、もう一度言わせて頂きます。
本当にありがとう。

裁判には負けたけど、当然の支払いをしたということで何の損もしていないし、お陰様の流れでsaihate3号(改めcoco-coco号)をもらえたし。

http://www.benten.in/blog/?p=2321

「車をもらって、板金塗装を教えてもらおう」ってぐらいのきっかけから最高の富山暮らしも始めることが出来たし。

http://www.benten.in/blog/?p=664

結果オーライ!

こういう話を聞いた。

景観を損なってまで日本に乱立する電柱あるじゃない?

あれに車ぶつけたら、当然ぶつけた人の罪で弁償するじゃない?

アメリカだったらそんなの、逆に国と電力会社が訴えられることだってあるんだって。

「そんな危ない所に電柱立てたのが悪い」って。

考えてみれば、そりゃ、そうだ。

だからアメリカでは電線を地中に埋めてるし、電柱立てるなら民家の裏に立てるんだって。

俺達、生まれた時から電柱や[法律]がるから、「あるもの」という、そういう思い込みがあるんだよね。

当たり前なことって、気付けない。

とりあえずサイハテは住所不定無職だけど、自分のチョイスで適当に幸せに暮らしております。

戸籍謄本って絶対の証明があるから住民票って別に無くてもいいんだってね。

外国に5年暮らす人だっているわけだし。

そしたら、住民税は払わなくていい。

保険証も、例えば西洋医学の療法が必要無いなら要らないし。

http://saihate.com/blog/2010/02/08/byouki-ha-nai/

国民の三大義務[勤労][教育][納税]も、しなくたって罪じゃないと聞いたな。

脱税は罪だけど。

どちらにしたってもう、システムが飽和しすぎて[勤労]してる場合でもないのかもしれない。

http://saihate.com/blog/2010/01/18/nowork/

実際社会情勢がここまで行き詰まった今、「自分の将来を考える」が「日本の将来を考える」と同じ意味まで来た感じ。

「地に足付けて考える」なら、変な所に「根を張っている」場合でも、無いのかもね。

みんなが自分と他人を信じられるまで人類が大人になった時「[法律]なんてあったね〜」って笑えるんだろうね。

そういえば、Ruu Ruuさんという帽子作家(忌野清志郎、ボガンボス、バクチクなどの衣装を手掛ける人だ)の帽子を盗もうとしたことがある。
http://saihate.com/blog/2008/04/13/ruu-ruu_bousi/

人は話せば解る。
人間関係は、曖昧だから素晴らしい。

解ってくれないのは、言葉と数字を羅列した[法律]くらいなもんだ(笑)

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2 Responses to “法律の 話”

  1. 匿名 より:

    お前が吸ってる空気も歩いてる道路も、誰かが税金を払って整えている。
    永久に鼻と口を押さえてるといい。結構お勧め。

  2. saihate より:

    「法律が無いと空気や道は整わないのか」
    ってのは核心ですね〜

    まぁ、[理屈]に対する[屁理屈]なんでお気楽にどうぞ(笑)

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